貪るように読ませる。いや、読ませろ!

ECサイト運営術, コピーライティング, ノウハウ, メルマガ運用術

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「貪るように読ませる。いや、読ませろ!」
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お聞きします。

あなたのサイトでは
どれぐらいの頻度で
メルマガを配信していますか?

週に1回?
2週に1回?

それとも
1ヶ月に1回?

メルマガとは…

唯一、サイト側から積極的な
情報発信が許されている
お客様とのコミュニケーションの場です。

せっかくお客様から直々の
情報配信許可があるのに
情報をお届けしないのは、
とっても勿体無い!!

だからこそ、
最低でも週に1回は
配信の予定を組み込んで
エンゲージメントを
深めるようにしましょう!

…とは言ったものの、
今回お伝えしたい話は
配信頻度の話なんかではなく…

「メルマガのフォーマットは
 複数持っていた方がいいよ」

という話になります(^^)

他のノウハウもどうぞ→  配送スピード主義に打ち勝つたった一つの方法


では、ここからが今日の本題。

ほとんどのECサイトにおいて
「メルマガ」といえば…
「商品カタログ」的なテーマが主。

プレーンテキストの場合でも…
HTMLメルマガでも…
実際の内容に大きな差はなく、
ひたすらに商品のリンクを掲載する形式。

ECサイトは商品を買ってもらうのが目的なので、
もちろんその形式で間違いは無いのですが…

いかんせんそれでは
マンネリに陥りやすくなります。


少し考えてみましょう。

商品カタログ的なメルマガは、
要するに店内のダイジェストなので
店内以上のコンテンツにはなり得ません。
(まぁ、当たり前ですね(^^;))

と、いうことは、
商品カタログ的な形式のメルマガは
お客様にとってもいずれすぐ
「単なるダイジェスト」なんだと
感覚的に察知されてしまいます。

ECサイトのメルマガが嫌われたり、
購読解除率が改善されなかったり、
実は全く開封されていなかったり
するのにはこんな理由があるのです。

では、この状況を改善するには
一体どうしたらいいのか?

それはかんたんです。
メルマガのフォーマットを
複数の種類に増やせば良いのです(^^)

事実、私のサイトの場合では
5種類のフォーマットがあります。

どんな内訳になっているかといえば…

1・ベーシックなカタログ的メルマガ
2・店長が商品を紹介するメルマガ
3・店長が近況を報告するメルマガ
4・ロイヤルカスタマー限定のメルマガ
5・会員登録後のウェルカムメルマガ

という感じです。
それぞれのシーンや、
お客様の感情に変化が訪れた場面で
適切なメルマガを配信しているので、
「売り込み臭を与えずに」
接点を増やせる設計をしています。

特に取り入れていただきたいのが…

「3・店長が近況を報告するメルマガ」

になります。

これは文字通り、
店長の近況だけを報告するメルマガで、
商品が登場するのはほんのわずかです。

「え?そんなメルマガ
 ちゃんと読んでもらえるの?」

と思ったあなた。
大丈夫です。安心してください(^^)

ECサイトのメルマガはつい
ハードセルに向かってしまいますが、
ソフトセルのメルマガを配信したって
まったく構わないのです。

むしろ売り込みをしないメルマガは
お客様の信用が得られるので
自ずと結びつきも深められます。

もちろん最初は、
商品の話題を出さないことに
違和感を感じるかもしれません。

しかしこれは、
お客様にとっても良い変化球になり
次回のメルマガ配信を楽しみに
感じてもらう最初の階段になるのです。

するとその先では…

メルマガからの
コンバージョンが爆上がりに!

事実、私自身が前面に出ているメルマガでは、
開封者の中から10%ほどがコンバージョンします。
驚くべき数字だと思いませんか?

そうなんです。
じっくりと丁寧に関係性を作っていけば、
文字だけのメルマガでもお客様は
しっかりと読んでくれる様になるのです!

しかも最後まで読んでくれるお客様ほど
購入に至る確率が高まる傾向にあるので
今こそECサイトには…

「貪るように読ませるための
 フォーマットが必要なんだ!」

という結論になるのです。

さぁ、あなたはどうやってお客様へ
あなたのメルマガを貪る様に読ませますか?

まずは
「ECサイトなんだから商品見せなきゃ…」
の思い込みから変えていきましょう!(^^)

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