実例!『付加価値』と『体験提供』

ECサイト運営術, ノウハウ, マーケティング

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「実例!『付加価値』と『体験提供』」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先週の話題に続きます。
2023年はECサイトにとって
大きな転換期をきっと迎えます。

具体的には、
これまでのECサイトの強みである

・安さ
・スピード感
・品揃え

に加えて、エンタメ性のような
「体験」を提供することが
一つの指標となると予想しています。

と、言われても
なかなかピンと来にくい
ところもあるかもしれません。

そこで今回は、購入体験とエンタメ性が
見事に融合している実例を紹介します。

まず、商品本体を紹介します。
この商品は「みかん」です。

そして、
このみかんはノーブランド品の
普通のみかんなのですが…

なんと売値は市場の同レベルの
2倍以上とのこと(!)
それでも2018年から累計6000箱を
販売している大ヒット商品なのです。

ここで疑問が湧いてきますよね?

・ノーブランド品のみかん??
・しかも単価は2倍??
・どこに大ヒットの要素が??

種明かしをすると
実にかんたんなことでした。
それは

商品に“付加価値”を付けていることなのです。

これだけだと本質が見えないので
商品詳細にも迫りますね。

このみかんには実は、
みかんにセットで付いてくる

「と、あるもの」

があり、それがこの商品の
付加価値を生んでいるのです。

ではそれは一体何なのか?

それは…

ネコ用のこたつが付いてくること(^^)

もちろん本物のこたつが
セットになっているワケではなく、

「段ボール製の組み立て式ネコ専用こたつ」

が一緒に届くという仕様です。

こればかりは文章で表現するにも限界があるので
実際の商品ページのリンクを貼ります。

猫と、こたつと、思い出みかん。
https://chicken-nakata.jp/shopdetail/000000000091/neko/page1/order/

いかがでしょうか?
一見して多くの人の心を鷲掴みにする
アイデア商品であることが分かりますよね。

この商品の素晴らしさは
商品の懐が実に深いこと。

ネコを飼っていない人間からすると
こたつは単なるオマケと考えてしまいがち。

しかし、飼い主にしてみると
自分のネコの可愛さを見せたい心理が働き、
自ずと活発にSNS投稿をしてしまう仕掛け。

事実、
この商品がヒット商品の仲間入りをした理由は、
飼い主らの競いあうような投稿の嵐がSNS上で
バズったからなのだそうです。

特にこの投稿に関わる仕組みが秀逸で
写真・動画コンテストにエントリーして投稿した
1投稿ごとに2円の保護猫活動寄付が
発動するのも素晴らしいアイデアですよね!

他のノウハウもどうぞ→  なぜECサイトの離職率は高いのか?




でも、ネコの飼い主だけに
ウケているのではありません。

ノーブランドとは言え、
もともと味わいの良いみかんゆえに
みかんそのもののファンもしっかりと
獲得しているとのこと。

なるほど、普通に売るよりも
絶対にファンが付きやすい筈です。

販売者・みかん農家さん・購入者・保護猫
それぞれが嬉しい、まさに三方よしのアイデア。

そして、

商品力の強さ・アイデア・ユーザーとの結びつき。

まさに一連の「体験の提供」が光ります。

この商品が表すように
ECサイトの体験が販売だけで終わらず
商品到着前~商品到着後もずっと続くから、
ユーザーの気持ちが繋がったままになるのです。

これが2023年のECサイトに求められる
付加価値=体験の提供の最たる例なのですが、
あなたはどう感じましたか?

しかしながらこの事例は、
あまりにも完成した仕組みを持っています。
このレベルのアイデアを生むのは
当然かんたんな物ではありません。

だからこそ私たちは普段から
アイデア出しを習慣にしておくこと
がとても重要になってきます。

そのための補助ツールを
あなたのために開発しましたので
ぜひお使いになってみてください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
========================

わずか3分でECサイトのヒット企画が作れる!
“選ぶだけ”のかんたん!キャンペーンメーカー

https://www.coremail-marketing.net/

========================

アイデア出しは大変な仕事ですが、
このツールを使えば辛さは無くなり、
ご自身の視野の広がりも
感じていただけることでしょう。

そしていつかきっと
「体験を提供する」ECサイトに
変貌を遂げることができるはずですよ(^^)
まずは日々のアイデア出しから始めましょう!

あなたは大丈夫?
ECサイト運営の"良くある間違い"とは?

EC運営歴を重ねるほどに陥る"良くある間違い"。
売り上げが伸び悩むのは意外な理由だった!

良くある間違いを確認する

関連記事一覧