”報われないアノ努力”してませんか?
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「 ”報われないアノ努力”してませんか?」
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スタッフのメールを添削していると、
説明の全てを1から10まで
「これでもか!」と
盛り込んでいる例を見かけます。
「メールのやり取りなのだから
全てを言葉で説明するのは当然だろ」
と思われるかもしれませんが、
このケースの問題点は
文章がとても長くなってしまうこと。
一読したときは、
「丁寧で漏れのない説明を
してくれている。スゴイ!」
という感動をも覚えるのですが、
そんな心情も読み進めるにつれて
「んでも…長いな…」
というテンションに
少しづつ変わってきます(笑)
まぁ当然のことですよね…
たとえば対面接客を受けている時に
あまりにも長い話をされたら
さすがにウンザリしてきますから(^^;
対面であればタイミングを図って
話題を変えることができますが、
メールだと交互のやり取りなので
そうも行きません。
長文になるほど、
求めていた答えが理解しにくく
そして、見つけにくくなります。
つまり、長すぎるメールは
お客様にとって負担になりえるのです。
ではどうやって改善するか?
たとえば、
サイト内でクーポンの使い方を
聞きたいお客様がいるとします。
この場合は長々と説明をせずに、
操作の順番通りに箇条書きすると
理解してもらいやすいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1・カートに商品を入れてください。
2・カート内でクーポンコードを入力してください。
3・すぐに割引されます。金額を確認してください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
など。
コツは手順ごとに番号を付けてあげることです。
こうしてあげることで要点と行動が明確になり、
ゴールまで行動を続けてもらう事ができるのです。
また、関連商品を紹介したい場合や
関連ページを読んでもらいたい場合は、
URLを貼り付けることが有効です。
お客様にとってはメーラーとブラウザを
行き来する操作は大きな負担です。
操作は可能な限りシンプルであるべきなのです。
メール本文内にURLも貼らずして
「トップページの上から2番目の
赤いバナーをクリックしてください。」
みたいな案内をするのはやめましょう(笑)
ただしどの返信も、
「ただ短ければ良い」
ということにはなりません。
シンプルに短くなるほど
要点は伝わりやすくなりますが、
気持ちや思いやりの体温は低く感じます。
お客様と距離感を縮めたい場合や、
クレームの対応中においては、
あまりにシンプルすぎる回答だと
ドライな印象を与えてしまいます。
一度お客様の気持ちと視点になって
どれぐらいの文章が適当に感じるのか、
状況に応じて調整していくようにしましょう!
これだけで頭ひとつ抜きん出た、
人間味に溢れる接客をするショップに
なることができますよ(^^)