ECサイトも “顧客から始めよ”
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「ECサイトも “顧客から始めよ”」
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突然ですが質問です。
あなたのショップの
F2転換率はどれぐらいですか?
なぜこんな質問をするのかと言うと
“F2転換率”はマーケティング上
非常に重要な指標となるからです。
もしも、これまであまり
F2を気にかけていなければ、
わずかな改善でもかなりの
売上と利益が生まれることは
間違いありません。
そこで今回のメルマガでは、
“F2転換率を爆上げする方法”
を学んでいきましょう!
■そもそもF2転換率とは?■
まずは定義の確認です。
F2転換率とは…
「初回購入以降、
2回目の購入に
至った顧客数の割合」
を指します。
ちなみに“F2“とは、
F=購入頻度(Frequency)
2=購入回数(回数ごとに増減)
の意味を表しています。
つまり、購入回数に応じて
F3、F4…と数字が変わります。
たとえば、
2回購入頂いたお客様に
3回目の販促を仕掛ける時は
「F3に転換させるには?」
の様な使い方をします。
■F2転換率が重要なワケ■
定義を理解したら次は
「なぜF2転換率を
気にかける必要があるのか?」
を考えてみましょう。
F2転換率が重要な理由…
それは
「1回の購入だけでは
新規集客にかかった
コストをペイできないから」
なのです。
たとえば、
1回客ばかりだと利益が薄く、
苦しい運営になりますよね?
そして当然のことですが、
2回目以降の購入者が
増えないと利益も増えず
事業は安定していきません。
つまり、シビアに言い換えれば
“F2転換率を意識しないのは
事業計画が無いのも同じ!”
とも言えてしまいます(^^;
だからこそ、
ECショップを運営する以上
「顧客1人あたりの
リピート回数を増やす」
ことを我々は、
命題にしなければなりません。
新規客の獲得だけでは
本質的な成長は難しいのです。
ぜひ視点を変えていきましょう!
■塊から個人へ視点を変える■
ここまでの説明によって、
F2転換率の視点を持ち、
改善をしていくことの重要性は
お分かりいただけたでしょうか?
実は、F2の改善を意識すると…
転換率の向上とは別の
大きなメリットが生まれます。
一体どんなことだと思いますか?
それは
『よりコアなマーケティングが
出来る様になること』
なぜならば、
お客様をセグメント上の
”塊”
として見るのではなく、
”個人”
として見れる様になるからです。
たとえば、2回目の購入が
増えない要因を探るなら、
・商品の問題なのか?
・ページの作りの問題か?
・認知が低いからか?
・接客が良くないからか?
・競合が強いからか?
と、
お客様それぞれの気持ちを
押し測って考察しないと、
問題の解決には至りません。
よりターゲットに迫った
マーケティングになるので
コアな施策ができるように
なると言うワケですね。
すると自ずと
・お客様が本当に求める
商品開発
・お客様に寄り添った
メール接客
・お客様が使いやすい
ページ構成
などができるようになるのです。
つまり、ドラッカーが言う
「顧客から始めよ」
を体現するショップになれると
言っても過言ではありません。
このようにF2転換率の改善は
マーケティングに大きな
インパクトを与えます。
改めてとなりますが、
新規集客だけに意識を注がず
F2転換率の改善にも
目を向けていきましょう!
ーーー次号予告ーーー
「F2転換率の重要性、それは分かった。
でも肝心のリピート回数を
増やすにはどうしたら良い?…」
確かにリピート回数を
増やすのはかんたんではありません。
でも実は、”ある法則”を使えば、
F2転換率は確実に改善されるのです。
それは一体どんな法則なのか?
次回のメルマガでその法則を
学んでいきましょう。