伝える順番を変えれば
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「伝える順番を変えれば」
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私のECサイトでは、
社内の専属デザイナースタッフへ
デザインの作業を発注をしています。
デザイナーには発注者の意図を
できるだけ再現してもらうため、
コンセプトシートを見てもらいながら
作業を進めてもらっています。
このように、
発注者とデザイナーの間では
コンセプトを共有しているものの、
実際には発注者の意図とは
違うものが仕上がってくる
ということは珍しくありません。
これがもし、
社外のデザイナーとのやりとりなら
想定通りにならないのは当然でしょう。
しかし、
同じ社内で日々を共に過ごし
定期的にミーティングをして
お互いの考えを良く知っている間柄でも
これぐらいのズレは起きるのです(^^;
つまりこれは、
「メール接客においても
同じことが起きている」
とも言えます。
実際にあなたのショップでも、
1つの案件で3往復以上の
やりとりが続いてしまっている
メールはありませんか?
その場合は、
「メール返信者」の意図と
「お客様」が感じる認識に
ズレが生じているからこそ
やりとりが増えてしまっている
と思って間違いありません。
購買意欲の強いお客様ならば
複数回のやりとりに対する
モチベーションを維持できますが、
ほとんどのお客様の場合は
せいぜい2往復のやりとりが限度…
問い合わせの解決スピードは
満足度や売上に直結する部分。
だからこそ少ないやりとりで
お客様の目的達成をスムーズに
サポートしてあげたいですよね!
これを実現する返信方法とは…
『 結論を先に伝える 』
これに尽きます。
この法則でメールを書くと
返信の要点が明確になるので、
お客様は意図を認識しやすくなります。
すなわち、意図と認識のズレが
生まれにくくなること。
もしも、詳細な説明が
必要な案件なのであれば、
結論を伝えた後に
「その結論に至った理由」
を伝えれば良いのです。
結論を先に伝えるということなんて
当たり前のように感じるでしょうが、
意外にできていないものです。
ぜひ一度見直しをしてみてください。
問い合わせの解決が早いショップは
それだけで大きなアドバンテージになります。
顧客満足度も高まり、
クチコミにも良い効果をもたらします。
どんな案件においても
結論を最初に伝えることを鉄則に
メール接客を考えてみましょう!