Googleにレビュー削除申請を受理してもらうための4ステップ

ECサイト運営術, ノウハウ

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「Googleにレビュー削除申請を
 受理してもらうための4ステップ」
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今回も前号・前々号に続きます。

Googleビジネスプロフィールに
(旧称: Google マイビジネス)
投稿された誹謗中傷レビューは
本当に悩ましいですよね?

でも、諦めないでください!
これらのレビューを削除する
2つの方法があるからなんです。


前回は1つ目の方法として、
【投稿者本人に削除を促す方法】
をご紹介しました。
投稿を取り消ししてもらうよう
相手に動いてもらう方法です。

誹謗中傷には一定の傾向があります。
本当に企業の発展を願っての
意見ももちろんあるのですが、
実はそれ以外のほとんどは
投稿者のイタズラに近いものです。

だからこそ、彼らの心情に沿った
コミュニケーションが取れれば
投稿を取り消してもらう方向に
心を動かすことができるのです。


そして今回は2つ目の方法、
【Googleに削除を申請する方法】
をお伝えします。

結論から言ってしまえば、
最終的に削除を認めるかどうかの
判断は完全にGoogle次第です。
たとえ完全なる誹謗中傷のケースでも
場合によっては削除されないことも…

それゆえにこの方法は
難攻不落のイメージが強い。
とりあえず削除申請を
したもののあっさり却下…
(削除失敗)
こんな経験をした人は恐らく
結構な人数に上がると思います。

ここがGoogleに
全てを委ねばならない側
の苦しい部分とはなりますが、
私個人も何度かの失敗を経て
現時点でのベストな対応を発見しました。


それが今回の方法なのです。
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実際にやるべきことは
以下の4ステップ。

1・レビューが投稿されたらまず
冷静に事実関係を把握する。

2・前回ご紹介した
【投稿者本人に削除を促す方法】
を進める。

3・数日間、
【投稿者本人に削除を促す方法】
を実行したまま待つ。

4・投稿者本人に削除の意思が
無いことが判明した時点で、
Googleへ当該レビューの
削除依頼を進める。


そうです。
前回ご紹介した
【投稿者本人に削除を促す方法】
も4ステップの中に含まれます。
これには理由があるので、
このまま続きをお読みください。


誰しも自社に不利な
レビューが投稿された時には、
1分でも早くweb上から完全に
削除したい気持ちが芽生えるもの。
しかし焦りは禁物です。
最終的に削除の裁量を持つのは
他ならぬGoogleだからです。

さらに意識しておくべきは
Googleは誰の味方でもなく
「完全に中立的立場」だということ。

いくらどれだけ事実無根の
レビューであったとしても
それがどれだけ有害なのか、
またはどれだけ正しいのか、
Googleには判断できません。

たとえばレビューの投稿者に
怒りまかせの返信を投稿することが
頭によぎる瞬間も当然あるでしょう。
しかし、残念ながらその姿勢すらも
Googleはレビュー削除の判断材料に
していると考えた方が無難です。

「完全に中立的立場」である以上は、
レビュー投稿者、企業側のどちらをも
「被害者」または「加害者」と
疑うことができる立場だからです。

だからこそ私たちにできることは
「公平公正な態度」だけだと
心得てください。


そこで前回お伝えした、
投稿相手へ削除を促す際の
5つのポイントが関わってきます。

そのポイントとは次の5つ。
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1・公式による返信だと表明すること
2・事実関係は絶対曖昧にしないこと
3・相手への要求を明確にすること
4・要求の理由を明確にすること
5・最初から最後まで一貫して
  相手を立てながら諭すこと。


相手へのレビュー内返信にこれら、
5つのポイントが盛り込まれていれば
Googleの目にもまさに「公正公平」
に映ります。

つまりここでネタバラシをすれば、
前回お伝えした
【投稿者本人に削除を促す方法】とは

・投稿者本人
・レビューを目にした第三者
・Google

以上の三者に「公平公正な態度」を
理解してもらうための行動だったのです。

誰の目にも揺るぎない
「公平公正な態度」には説得力が宿ります。

すると、
投稿者本人の気持ちを動かすのはもちろん
最終的にはGoogleの削除判断にも
良い影響を与える結果となるのです。


もちろんこれは私の経験則によるものです。
だから100%確実とは言えません。
しかし、
公正公平な判断材料を一切表に出さず、
感情的な言い分だけで
Googleに動いてもらおうというのは
少し無理がないでしょうか?


仮に私が
Googleの担当者であるならば
納得できる材料が無い時点で
削除申請を受理するより
却下する判断が勝るかもしれません。


まとめます。


【Googleに削除を申請する方法】
には、
今回ご紹介した4つのステップを
踏んでください。

そして、
誰の目にも公正公平な材料が整えば
削除申請が受理される可能性が
最大限に高まります。

もしも今、
謂れなき悪評に悩まされていても、
簡単には泣き寝入りをせず、
まずは今回の手段を試してみてください。

とにかくまずは冷静に。冷静に。
心から応援しています。

他のノウハウもどうぞ→  貪るように読ませる。いや、読ませろ!

新山尚輝(にいやまなおき)

1976年生まれ。ECサイト運営歴16年の現役ECマーケッター/セールスコピーライター。
さまざまな運営トラブルに見舞われ限界まで心身のダメージを負うも、セールスコピーライティングとコミュニケーションライティングを融合した独自のメールマーケティングメソッドで売上を3.2倍に成長。
関係性構築をビジネスの最重要ポイントに掲げ、会員制ECサイトの売上アップにコミットするノウハウを提供中です。
1児の父。ECサイト大好き。音楽大好き。Apple大好き。詳しいプロフィールは→コチラ

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