Amazonに学ぶ、完璧なカゴ落ち対策

ECサイト運営術, ノウハウ

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「Amazonに学ぶ、完璧なカゴ落ち対策」
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こんにちは。
新山尚輝です。

今晩いっぱいまでAmazonで
ポイントアップキャンペーンが
開催中ですね。
あなたはもう利用しましたか?

私もついつい(今回も笑)
利用してしまったのですが、
今回はAmazonを利用した際の
気付きをシェアしたいと思います。

あなたへシェアしたい内容。
それは…

Amazonの「完璧なカゴ落ち対策」です。

言うまでもなくEC業界では
「カゴ落ち」の対策は非常に重要。
でも現実的には何をどう改善すべきか?
なかなか腹落ちしにくいものです。

そこで今回は、キャプチャを用意しました。
キャプチャには解説用に番号をつけています。
ぜひ画像をご覧の上で続きをお読みください。

ご覧いただけましたか?

これは恐らくきっとあなたも普段から
見慣れているAmazonのカート画面。
しかしこれがかなり機能的なのです。


それでは
キャプチャの番号順に解説しますね。
↓ ↓ ↓



①「獲得ポイントと利用可能ポイントの表示」

やはり買い物にポイントは欠かせません。
ここでは明確に、

・いくら獲得できて
・いくら支払いに使えるのか?

一目で分かるようになっています。
利用者としては、この点の明朗さは
かなり安心材料になりますよね。
色んな画面を探さなくても済む点が
実はとても優れているのです!

②「ポイントアップキャンペーンの達成状況と条件・残り日数」

この欄にはさすが!と唸らざるを得ません。

キャンペーンに参加している利用者は
「あといくらでポイントアップなのか?」
を常に気に掛けているもの。

利用者がわざわざ電卓を弾くことなく
一目でポイントアップへの残額が把握でき、
残りのキャンペーン日数までもが一目瞭然。

こうして参加条件が明確にされると、
否が応でも購入へのモチベーションを
高めてくれますよね!

③「分かりやすい申し込みボタン」

Amazonは申し込みボタンの仕様を
相当テストしてきた事も知られています。
つまり現在は一番離脱率の低い仕様の
ボタンが設置されていると言っても
過言ではないでしょう。

確かにとても分かりやすくてお馴染みの
押しやすいボタンになっていますよね。

色とサイズ、文言は非常に重要です。
ぜひこのボタンの色とサイズを
参考にマネをしてみましょう!

④「ギフトに対する疑問の回答とチェックボックス」

このパーツも実にスマートです。
意外にギフトのオーダー操作は
面倒なカートが多いもの。

しかしAmazonはわずか1行で
「ギフトはどこで?」の疑問を解消し、
チェックをつけるだけで
ギフトオーダーができてしまいます。

これだけの機能美に満ちていると、
予定になかったギフト購入をも想起
させてしまうパワーがありますよね!


いかがでしょうか?

これほどの機能性を持ったカートが
スマホのわずか1画面にきっちりと
収まっているのですから驚きですよね?

意識しないとなかなか気がつけませんが、
究極まで離脱率を下げる工夫の上、
利用者のモチベーションを高める機能が
たった1画面に詰め込まれていることが
お分かりいただけたと思います。

これこそが、あのAmazonが
採用している完璧なカゴ落ち対策。


カート内の構成を考えるときには
できる限りこれに近づけると
万全な状態に近づくのは
絶対に間違いありません。


今後カートシステムを選ぶ際には
この構成を参考にカスタム可能か
ぜひ参考にしてみてください(^^)



P.S.
今回取り上げたAmazonの
カート構成ですが、実は…

セールスレターと同じ機能を
持っていることも分かります。

今一度キャプチャと
見比べて欲しいのですが、

①出費に対する心理的痛みの緩和
②緊急性の表示による後押し
③明朗で決断しやすいCTA
④行動をダメ押しする追伸

の構造になっているのです。

う~ん…すごい!
人間心理学をスマートに盛り込んだ
もはや美しさを感じる完璧さ。
高い成果が出るのは当然のことなのです。

他のノウハウもどうぞ→  あなたは”この”失敗パターンで返信していませんか?

新山尚輝(にいやまなおき)

1976年生まれ。ECサイト運営歴15年の現役ECマーケッター/セールスコピーライター。
さまざまな運営トラブルに見舞われ限界まで心身のダメージを負うも、セールスコピーライティングとコミュニケーションライティングを融合した独自のメールマーケティングメソッドで売上を3.2倍に成長。
関係性構築をビジネスの最重要ポイントに掲げ、会員制ECサイトの売上アップにコミットするノウハウを提供中です。
1児の父。ECサイト大好き。音楽大好き。Apple大好き。詳しいプロフィールは→コチラ

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