メールとSNS、強いのはどっち?

ECサイト運営術, ノウハウ, マーケティング

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「メールとSNS、強いのはどっち?」
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よく
「メールマーケティング」
は、古いと言われます。

確かにSNSマーケティングで
成功している事例を見ると
その華やかさから、
新しいイメージを感じます。

しかし、
そのマーケティングが
有用なのかどうかは、

”古い”、”新しい”
ではなく

”効くか”、”効かないか”
が本質的な基準です。

あなたがもし、現時点ですでに
結構なリストを持っているのなら
無理をしてまでSNSに
力を入れる必要は全くありません。

メールマーケティングと
SNSのリストは共有できないからです。

それにSNSのリストは
セグメントすることができません。

正確に言えば、
セグメントできないこともないですが、
一人一人に個別の対応が必要なので
かなりの労力を要する事となります。

もしも取り扱っている商品が
とても高単価なものなのであれば
個別対応はベストマッチしますが、
ほとんどのECサイトの場合においては
そこまで高単価でない事が普通なので
SNSは割に合わないマーケティングに
なってしまうのではないでしょうか?

その点、メールマーケティングであれば
セグメントごとにシナリオを切り分けて
一斉に配信をすることが出来てしまいます。

つまりそれぞれのペルソナに合わせた
きめ細かい対応が、効率的に行えます。

一方、SNSの強みとは、
オープンなメディアであることです。

投稿の内容を多角的にすれば、
幅広いユーザーの興味に引っ掛かる
可能性が高まるので、
SEOを積み上げるよりも早く、
かんたんに集客が出来てしまうことも。

基本的にビジュアルを入れた投稿になるので
あなたのビジネスのカラーも伝えやすく、
変化に富んだアプローチも可能です。

しかし、売り込み臭の強い投稿は
想像以上に嫌われてしまいます。
この辺のバランス加減が難しいため
SNSマーケティングの成功者は
限られているのがリアルな実態でしょう。

ただし前述した通り、
SNSには幅広いユーザーに
リーチしやすい強みがあります。

その特性を利用して、
SNSでは見込み客を集め、
時期を見てオプトインを促しリスト化。

その後メールマーケティングに
スイッチしてコンバージョンさせる
方法がECサイトに最も有効な方法です。

SNS運営の労力が
必要になってしまいますが、
“2つ目の広告戦略”と割り切れば、
面白いマーケティングフロー
が出来上がります。
つまりリードジェネレーションを
SNS運営の最大の目的に
するというワケですね。

ECサイト界隈ではよく
「SNSは使える・使えない」
の議論がなされます。

「メールマーケティングは古い」

「SNSはクロージングが難しい」

とそれぞれの短所を挙げるのではなく、
私なりの活用法を挙げてみました。

ステップごとの仕掛けが必要ですが
従来の1ステップセールスより、
長期的な成長が期待されるので
ぜひチャレンジしてみてください(^^)

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