〇〇を意識すれば、ファン客は増え続ける！

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「〇〇を意識すれば、ファン客は増え続ける！」
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F2転換率アップ講座の2回目です。

前回はF2転換率の
「定義」と「重要性」
を解説しました。

今回の講義に入る前に
かんたんに要点を
振り返っておきましょう。

ーー前回の講義ポイントーー

・「F2転換率」とは
　2回目の購入まで至った
　顧客数の割合のこと。

・「F2転換率が重要な理由」は、
　2回以上の購入者を増やさないと
　集客コストをペイできないから。

・「F2転換率を上げたい」なら、
　お客様の気持ちになる。
　つまり”顧客から始める”必要がある。

・だからこそ、
　F2転換率の改善に取り組めば
　コアなマーケティング力が身に付く。

このような内容を
1回目の講義で説明しました。
改めて見直してみても
本当に重要度が高い指標ですよね。

これらのポイントを
踏まえつつ講義を進めます。

今回もよろしくお願いします！

■まずはF2転換率を知る■

兎にも角にも、まずは
現状を把握しなければ
改善はあり得ません。

さっそく
あなたのショップでも、
F2転換率の把握から
始めてみましょう。

◆計算式は次の通りです◆
ーーーーーーーーーーーー

2回目の購入者数÷初回購入者数＝F2転換率

ーーーーーーーーーーーー

では、例題を出します。
初回購入者数が「100人」
2回目の購入者数が「25人」の場合、
転換率は何％になるでしょうか？

◆例題の計算式◆
ーーーーーーーーーーーー

2回目の購入者数（25人）
　　　÷
初回購入者数（100人）

（25÷100=0.25）

ーーーーーーーーーーーー

計算できましたか？
つまりこの例のF2転換率は
25％という事になります。

そして、
あなたが知りたいのは、
この数値がはたして

良いのか・悪いのか

ということですよね？

それではお答えします。
大雑把な基準になりますが、
おおよそ”30％前後”の
転換率があれば悪くない
数値だと言われます。

ただし、ECサイトは
取り扱い商品がさまざま。
商品ジャンルによって転換率の
平均値はまったく異なるので、
自店取扱のジャンルに応じた
基準値を定めます。

その手順はこちら

・まずは自店のF2転換率を出す

　　　↓

・その後、自店取扱ジャンルの
　平均F2転換率を調べて比較する

この流れを実践してみましょう。
これであなたの基準値が定まります。
あとは日々施作を打ち、
改善テストを繰り返していくのみです！

■F3よりも、F4よりも
　F2が大事な理由■

ところでなぜ、
F3でもなく、F4でもなく
F2転換率アップに力を注ぐのか
疑問に思いませんか？

『そもそも購入回数によらず、
　全体の転換率が重要だろ！』

とも感じますよね？

確かにその考えは
間違いではありません。

「全体の転換率」は、
常に把握、改善すべきポイントですから。

ただし、
全体の転換率を、より細分化して初めて
ハッキリと見えてくるものがあるのです。

それは…

2回以上の購入に至ったお客様は
3回目、4回目…と回を追うごとに
転換率が高まり続けるということ。

ごくシンプルに言えば、

2回目の購入さえ
クリアすれば、それ以降は

「かんたんに購入をしてくれる」

割合が高まり続けていく！
ということです。

これってスゴいと思いませんか？

では、このスゴさを
実際の数値で見てみましょう。

今回は私が運営している
ショップの転換率推移を
参考データとしてご紹介します。

ーーーーーーーーーー

F2転換率　38.4%
F3転換率　59.21%
F4転換率　71.97%
F5転換率　76.36%

ーーーーーーーーーー

まず、F2転換率に注目です。
38.4%のお客様が、
2回目の購入に至っている
ことが分かります。

そして注目すべきはF3から。

2回目の購入に至った割合は
38.4%だったにも関わらず、
3回目の購入に至った割合は
59.21%と大幅向上。

しかもその割合は高まり続け…
4回目、5回目に至っては
なんと70%台をキープ！

このデータが表すことは3つ。

1・とにかく2回購入して
　 いただければ、
　 ３回目以降の購入確率が
　 急激に高まること。

2・3回目の購入以降は、
　 何もしなくても売れていく
　 状態になること。

3・購入回数を追うごとに
　 コアカスタマー（ファン客）
　 の姿が見えやすくなり、
　 顧客ごとの貢献度が
　 把握しやすくなる。

ということです。

このようにF3、F4…からは
集客時の苦しみが嘘のように
売るのが楽になるのです。

これが、F2の壁を
越えると訪れる商売の醍醐味。

リピート購入率を高めて、
既存客からの安定継続的な
売上確保に乗り出しましょう！

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F2転換率については、
おさえておくべき
ポイントがまだあります。

続きは次回の講義で！