目的を果たしたいのなら、”行動を促せ”

コピーライティング, ノウハウ

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「目的を果たしたいのなら、”行動を促せ”」
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こんにちは。
新山尚輝です。

私は最低でも月に1回
何かしらのセミナーに
出るようにしています。

私自身を一言で表すならば

「文章術を駆使するECマーケッター」


だと思うのですが、
文章術を伸ばしていくには
色々な人の意見や考えを知る
ことが欠かせません。

自分以外の「他の人の考え」
と言うフィルターを通すことで
自分の主張や意思が進化し、
そのステップを踏むからこそ
結果的に文章が上達するのです。

つまりこれがセミナーに参加を続ける
一番の大きな理由なんですね。

私が参加しているセミナーは
本当に多種多様な業種の方が
参加されています。

毎回10名近い参加者が
居るにも関わらず、
誰一人業種がダブらないのが
素晴らしく刺激的(笑)

ECサイトの運営自体が
幅広いスキルの集合体で
成り立っている構造なので、
比較的ECサイト運営者の
視野は狭まりにくい方です。

ですが…
あなたももし機会があれば
異業種の方々と積極的に
交流されることをオススメします。
視野が広がり色々なアイデアも
浮かびやすくなりますよ!(^^)

と、いうことで今回の本題です。

あなたは
「行動を促すフレーズ」
をお客様にうまく伝えていますか?

もしかしたらピンと来にくい
質問かもしれませんね。

では、ECサイト的な
「行動を促すフレーズ」
の代表格をお伝えします。

それは…
カートボタンの

「カートに入れる」


のフレーズです。

「んん?商品を買いたい意思があるなら、
 どんなフレーズでも大差ないだろ?」

と思いましたか?

答えはノーです。

例えば
「カートに入れる」
ボタンが、

「カート」

だけの記載
だったらどうでしょう?

まぁ、まだギリギリ理解
できるかもしれませんが

「カートの中身を見るボタンなの?」

とも解釈できてしまいます。


他のノウハウもどうぞ→  セール情報だけのメルマガではコアカスタマーは育たない



もう一つ極端な例を挙げてみますね。

同じくカートボタンの場合ですが、

もはや
「買い物かごのイラストだけ」

だったらどうでしょうか?


確かに直感的には、
「カートに入れる」ボタンだと
恐らく理解はできるでしょう。

しかし上記2つの例ではユーザーに、
明確な行動を促せていません。

つまり解釈の幅が広すぎるので、
試しに一度ボタンを押さないと
そのボタンの本当の役割が
理解できないのです。

人間は誰しも常に何らかの
意思決定に晒されています。
だからこそ…
意思決定を迷わせる存在が現れると
目的意識を忘れてしまうことがあります。

ECサイトの目的は

・欲しい商品をカートに入れて
   
    ↓

・購入手続きをする

となりますが、

先ほどの例で挙げた
「カート」の記載だけのボタンや
「買い物かごのイラスト」だけのボタンは
そのあいまいさ故に意思決定を迷わせます。

つまり、
購入意思が消え去ってしまう
可能性が生じるワケです。

たかが1フレーズ。
されど1フレーズ。

的確に行動を動かすフレーズが
いかに大事か、こう考えると
理解しやすく感じませんか?

実はほとんどのECサイトでは
行動を促すフレーズを
活用できていないのが実情です。

・商品説明文の中でも
 しっかりと購入を促すべきですし、

・各リンクボタンも具体的な
 フレーズで行動を促すべきですし、

・バナーに盛り込むフレーズも
 具体的にクリックを促すべき

なのです。



ECサイトの場合はビジュアル面で
ついつい押し切ろうとしてしまいがち。

あなたが思う目的を果たしたいのであれば

「そのボタンを押すとどうなるのか?」

「ユーザーにしてもらいたい行動は何なのか?」

具体的な行動を促すフレーズを
意識して適所に盛り込みましょう。

実はこれ、
想像以上にCVRに大きな
インパクトを与えるので
ぜひ騙されたと思って
真剣に取り組んでみてください。

新山尚輝(にいやまなおき)

1976年生まれ。ECサイト運営歴15年の現役ECマーケッター/セールスコピーライター。
さまざまな運営トラブルに見舞われ限界まで心身のダメージを負うも、セールスコピーライティングとコミュニケーションライティングを融合した独自のメールマーケティングメソッドで売上を3.2倍に成長。
関係性構築をビジネスの最重要ポイントに掲げ、会員制ECサイトの売上アップにコミットするノウハウを提供中です。
1児の父。ECサイト大好き。音楽大好き。Apple大好き。詳しいプロフィールは→コチラ

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